En route to Diamond

DIA目指して、Norisanが飛ぶ!

DIA修行2020 Flight Log 番外編 GK508 FUK ー NRT編

こんにちは、お修行兄さんです。

今年も7月も後半に差し掛かり、

早いことで2020年も折り返し地点に

差し掛かってきました。

 

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そんな今回は番外編として、これまでずっと避けてきた、

ジェットスターへの搭乗をレビューしていきます。

なぜジェットスターをこれまで避けてきたのか、

そちらも含めてレビューしていきましょう!

 

※今回の記事は少し長めになります。

  フライトの記事だけをお読みになりたい方は、

  目次からフライトレビューまで飛んでください。

 

 

ジェットスターを避けてきた理由

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Nollyーsanがジェットスターを避けてきたのには理由があり、

搭乗するほぼ全便がANAだからという理由だけではなく、

数年前に体験した「ある出来事」がきっかけでした。

 

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当時学生だったお修行兄さんは、その頃付き合っていた彼女と

ディズニーランドを訪れ、福岡へと帰るため、ジェットスター

利用することになっていました。

 

搭乗したその日は、全工程を終えて成田空港に早めに到着して、

ゆっくり食事でもしようか、と2人で話していました。

しかし、チェックインカウンターに到着した時から

全ては狂い始めました。

 

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当時はさほど大々的に報道はされていなかったのですが、

搭乗予定だった便がオーバーブックしており、飛行機に

乗れない可能性があるとのことでした。

 

1人なら搭乗手続き可能とのことでしたが、私たちはカップル。

Nollyーsanは最悪、、、と思ったのですが、彼女は当たり前に

「それは無理です。」とのこと。

 

そうして私たちは食事券をいただき、待機することに。

しかし、集合時間は20分後の搭乗手続き締め切り時刻。

 

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そうして食事を取ろうとレストランエリアへと向かいました。
しかし、20分で追いついて食事など取れるわけなく、

飲食店の従業員が食事券の使い方をよくわかっていなかったのか、

時間がどんどん過ぎて、実質飲み込むようにして食べた私たち。

 

「流石にこれひどいよね」

 

普段温厚な彼女も今回ばかりは少々苛立っている様子。

 

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カウンターへと戻ると、先ほど手続きしてくれたスタッフさんが

駆け寄ってきて、2人分の搭乗券を渡してくれました。

しかし、この時搭乗開始時刻の5分前、私たちは受け取るとすぐに、

保安検査場へと向かったのでした。

 

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保安検査場に来てみると、ギリギリまで保安検査を受けなかった人、

出発便が重なる時間帯だけあったのもあって、長蛇の列。

これでは搭乗予定便に乗ることはできません。

 

そう思っていると、メガホンを持った中年オバさんの係員さんが、

「福岡行きのお客様、お知らせください!」と呼びかけて

いるのが聞こえ、私はその場で手をあげました。

その直後、最悪の事件は起こりました。

 

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私たちの状況を知っていたかは知りませんが、その中年おばさんは

私たちが故意でギリギリにやってきたと思ったらしく、

罵倒するような口調で案内を始めたのでした。

 

この時私は爆発寸前、彼女は悔しさで目には涙が。

普段温厚なNollyーsanも文句の言葉が喉元まで出ていましたが、

そっと私の手を握って、首を横に振る彼女に諌められ、

搭乗口へと急いだのでした。

 

その後のフライトは遅延する、機内サービスは最悪と

いいことが一つもなく、その時もう今後絶対に

ジェットスターには乗らない、と決めたのでした。

 

2 5年ぶりのジェットスターへの搭乗に!

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そんな最悪のフライトから5年の歳月が経ち、Nollyーsanも

ジェットスターに搭乗する日がやってきました。

今回も進んで予約したわけではなく、手荷物の料金などを考えると、

Peachよりも安かった、という理由からでした。

 

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いざ搭乗手続きを受けてみると、カウンター全体の雰囲気として

以前感じていたような事務的な対応は見受けられず、

とても気持ちよく搭乗手続きを受けることができました。

心の中で捻れていた印象が少し解けたような気もしました。

 

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コロナの影響か保安検査場は誰も並んでおらず、スムーズに、

ストレスフリーに保安検査を受けることができました。

何事も余裕ある行動、が大切だと痛感します。

 

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保安検査通過後は、もちろんのことラウンジは利用できませんから、

待合ロビーから離発着する飛行機を眺めながら、時間を過ごしました。

 

3 「人の心」を動かすのは「人の心」

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待機すること数十分、搭乗開始のアナウンスが流れました。

Nollyーsanは後方の窓側をしてしておりましたので、

比較的早い段階で機内へと搭乗することができました。

 

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写真こそ撮れませんでしたが、福岡空港に就航する全ての

航空会社の地上職員の方が前向きになれるプラカードを持って、

見送ってくれたのです。ブリッジにはこんなメッセージが。

 

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こちらもスタッフさんが業務の間に製作されたのでしょうか、

手書きのイラストだからこそ、人の温かみを感じました。

 

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最初はコロナ時期だからかとも思いましたが、各所各所に立つ

地上係員の方の笑顔や見送り方を見ているうちに、

これはジェットスターの人たちの本心なのだとわかりました。

 

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そしてL1ドアの目の前まで来た時、各社からのメッセージが。

その場でじっくり読むことはできなかったので、写真に撮りました。

せっかくなので下にまとめたいと思います。

 

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この画像を見て、涙を浮かべている方もいらっしゃいました。

最終的に人の心を動かすのは人の心なんですね。

こんな神妙な気持ちで機内に乗り込んだのは初めてかもしれません。

 

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それでは成田までの快適な空の旅の幕開け、

テンション上げて搭乗していきましょう!

 

4 プッシュバック、そして大空へ!

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機内に入って、座席に着席しました。今回は翼を絡めた様子を

撮影してみようかと思い、機内後方の窓側を指定していました。

程なくしてドアクローズ、いよいよ出発です!

 

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この日の福岡は生憎の曇り空。上空に上がったらどんな景色が

待っているのでしょうか、楽しみです。

そこで機内アナウンスが流れ、搭乗客への感謝の気持ちを込めて、

地上係員の方が横断幕を持って、見送ってくれるとのこと。

 

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タキシングが始まってすぐのターミナル側に、本当に横断幕を

持って、地上係員の方が見送ってくれました。

最後の最後まで感動させてもらえるフライトの出発でした。

心の中が明かりが灯ったように暖かくなりました。

 

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「また福岡に帰ってきます」

そう心の中で呟いて、機体は滑走路へと移動していきます。

本当に涙が出そうなくらいに感動しました。

 

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搭乗した15時過ぎは比較的トラフィックが落ち着いているのか、

滑走路端で一旦停止して、すぐに滑走路へとランナップ。

いよいよジェットスターとしては2回目の離陸となります。

 

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15時43分、福岡空港 RWY36より南側に向けて離陸しました。

成田までの飛行時間は1時間43分とのこと。

快適な空の旅になるよう願いを込めて、機体は上昇します。

 

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機体は大野城市の上空をゆったりと上昇していきます。

福岡は都心部と郊外の融合が美しい都市ですね。

また九州に転勤の際には、是非福岡に住みたいものです。

 

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機体は大きく左旋回、進路を東に向け、この後四国の上を通過し、

はるか成田空港へと向け、飛行を続けていきます。

手を伸ばせば届きそうな暗い地表が近く、ちょっとした遊覧飛行を

楽しめた気分でした。

 

このあたりで眠気が急に襲ってきて、しばしのお眠りたいむ。

着陸前には起こしてもらえるよう、座席を少し倒して、

空の上の休息タイムを楽しむことにしましょう。

 

5 約半年ぶりの成田空港へ。

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「座席の背もたれをお戻しください。」

CAさんの優しい声に起こされると、もうすでに関東平野上空。

成田空港までは数マイルのところに来ていました。

 

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そこからまたしばらくウトウトしていると、着陸寸前に!

急いでカメラを回して、着陸のシーンを収めます!

 

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12分、成田空港に着陸しました。

福岡空港からの飛行時間は1時間30分、予定よりも

20分も早着となりました。

 

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窓の外に視線を移すと、ホヌが駐機していました。

ホノルル線が再開するのはいつになるのでしょうか?

この機体に乗って、いつかはハワイに行ってみたいものです。

 

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スポットイン直前、初めてエチオピア航空の787を見ました。

コロナの影響で経営が傾いているとか、どうとか。

機会はそうそうないでしょうが、一度は搭乗してみたいですね。

 

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広大な成田空港の敷地を15分ほどかけてタキシングして、

主にLCCが利用する第3ターミナルへと到着しました。

今回のスポットは161番、間も無くスポットイン。

 

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機体が停止して、ドアが開きお客さんが出ていきます。

今回のフライトはずっと避けていたジェットスターでの

フライトでしたが、とても快適なフライトとなりました。

 

6 今回のフライトのまとめ

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今後搭乗するのはやはり青組、赤組になるでしょうが、

状況に応じて、ジェットスターも積極的に利用させていただきたいと

思えるそんなフライトになりました。

 

空での出会いに感謝して、またフライトに乗れる日を楽しみに

日々の生活を頑張らないとですね。

 

今回の記事はここまで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

また次の記事でお会いしましょう!