En route to Diamond

DIA目指して、Norisanが飛ぶ!

DIA修行2020 Flight Log#58 NH67 HNDーCTS編

おはようございます、Norisanです。

前回の怒涛のフライトレビューに引き続き、

今回は冬の大修行第1弾の締めくくりの2区間目、

エアバス321での羽田ー新千歳のフライトをまとめます。

 

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乗り継ぎが20分と大変タイトになっておりましたが、

テンション上げてフレイとレビューといきましょう。

冬の千歳に突撃です!

 

 

1 乗り継ぎ20分のギリギリを超えて

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那覇からの便で到着したのが13時30分過ぎ、到着当初は

乗り継ぎ時間の短さに大変心配をいただきましたが、ANAさんの

計らいで10分程度で次の千年行きのスポットまで到着できました。

 

 

Norisan意外にも新千歳行きのフライトに乗り継ぐ方が5名ほど

いらっしゃったので、バスゲートからの登場のようにマイクロバスで

スポット間の送迎をしてくれたのです。これまでたくさん乗っていますが、

このパターンは初めてなので、なかなかないのかもしれませんね。

 

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おかげさまでゆったりと搭乗前の時間を過ごすことができました。

それでは締めくくりフライトの第2区間目、搭乗していきましょう。

 

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シングルアイルの機体なのでブリッジ付近の混雑も心配しましたが、

搭乗がほとんど終わっていたので、その心配もなくゆったりと

搭乗ができました。それではいざフライトの始まりです。

 

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今回は25列目の足元の広い席を指定していました。通路側には

ドアクローズまで他のお客さんが来ることはなく、3席を独占。

搭乗率もそこまで高くなかったので、他の席でも3席独占の方は

ちらほらいたように感じます。

 

2 プッシュバックから水平飛行まで

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程なくしてプッシュバックとなりました。外は生憎の天気で、

窓ガラスには雨粒がついて、これはこれで味のある風景となりました。

こんな雨の中でも仕事に専念するグランドハンドリングスタッフさんには

プロ意識を感じ、またこの世界に戻りたいとも思わせてくれます。

 

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エンジンの回転数が軽やかに上がり、滑走路に向けて移動を開始しました。

機内ではセーフティービデオが流れていて、今年58回目の

「ご搭乗ありがとうございます。」をいただきました。

 

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出発準備中のAIRDOの767の前を通過していきます。一時的に

ベースが新千歳空港になっていることもあって、北海道の翼を

羽田空港で見ることは、これまでより親近感が上がっています。

またAIRDOの767に乗って、フライトを楽しみたいですね。

 

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ランウェイエンドまでやってきました。アライバルのトラフィック

混雑していなかったので、滑走路にストレートイン。機内には

コクピットからの電子音が響き、離陸許可もすでに下りたようです。

 

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14時10分、羽田空港RWY34Rより勢いよく離陸しました。

本日予定飛行時間は1時間12分とのこと、あっという間の移動です。

速度が上がるにつれ、窓ガラスの水滴が勢いよく後退していきます。

 

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この日の羽田空港周辺は低層に雲が散在していた関係で、離陸して

右旋回を始める頃にはすでに雲の中に入ってしまいました。

快晴ならば眼下にはフジテレビなどお台場の風景が見えているはずです。

 

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離陸して2分後には雲の上に出てきました。地上ではあれだけ雨が

降っていても上空は眩しいくらいの快晴でした。雲の絨毯の上の

掠めていくように旋回しながら、どんどん高度を稼いでいきます。

 

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旋回から回復すると遠くには富士山が顔を出していました。北海道への

フライトでも富士山は見えるんですね。ということはこの日の

シーリングは3000m以下であったことが見て取れます。

 

3 雲の絨毯の上をゆく

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ベルト着用サインが消灯して、しばらく窓の外の景色を楽しみながら、

翌日以降のスケジュールを確認すると、宮城県山形県の県境付近でした。

ドリンクサービスが始まり、機内にはスープのいい匂いが立ち込めます。

 

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そのいい香りに負け、このフライトでもコンソメスープをいただきました。

今思えばANA FESTAでもコンソメスープは売っているんですよね。

千歳についてから函館行きの便に乗り継ぐので、買おうかと思います。

 

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スープを頂きながら、引き続きスケジュール調整などを行っていると、

すでに函館の東側海上を降下し始めていました。程なくして

シートベルト着用サインが点灯し、約1週間ぶりの北海道に上陸です。

 

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この日は広範囲にわたって雲が広がっていて、北海道付近も

暑い雲に覆われていたようです。スポイラーを立て、減速します。

減速をすると加速度的にシートに押し付けられる感覚があるので、

個人的には好きな瞬間でもあります。

 

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厚い雲を一つ抜けると、苫小牧市の沿岸部の風景が見えてきました。

苫小牧市の沿岸には工場が林立していて、港町の光景もあり、

一気に北海道に来たとの気持ちを掻き立たせてくれます。

 

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ここ最近の北海道は夕方4時過ぎになると日没となるので、遠くの

日本海側には夕日が傾き、海面がオレンジ色に輝いていました。

やはり夕日はノスタルジックというか、趣がありますね。

 

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先ほど遠くに見えていた苫小牧市の上空まで空からですが北海道へ上陸、

ここまでくれば着陸までは5分もかからず到着となりますね。

今年としては5回目の北海道への着陸となります。

 

 

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15時15分、北の大地・新千歳空港に到着しました。

羽田空港からの飛行時間は1時間15分、とても快適なフライトでした。

自然と「北海道に帰ってきた」と思わせてくれたのは、

遠くに輝く夕日のせいでしょうか・・・。

 

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温かな気持ちに包まれたNorisanを乗せた搭乗機は所定のスポットに

到着しました。これでPP積算対象の冬の大修行第1弾は完結しました。

達成感のあまり、この後座席に時計を忘れたのは内緒です(笑)

 

4 今回のフライトのまとめ

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今回のフライトで冬の大修行 第1弾はひとまず終了となりましたが、

このフライトも含め、どれもが楽しく、あっという間のフライトでした。

フライト前の仕事をしている時にはあれほど長かった1週間も、

修行として搭乗するフライトは本当にあっという間です。

 

思ってみれば、子供の頃のクリスマスや誕生日までの日々、

そして学生時代であれば体育祭や文化祭までの日々は

長かったのを思い出しますね。

 

そう思えば、Norisanにとって、そして多くの修行僧の方に

とっては修行というのはいつまでも子供心を忘れさせずにいてくれる

とてもいい刺激になっているのは、確かなのかもしれません。

 

世の中の雰囲気的に、あまり修行を大々的に行うのは

ウェルカムではないのかもしれませんが、感染対策をしっかりと

行った上で、より良い修行を作っていければと思います。

 

今回の記事はこの辺りで終了となりますが、

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

また次の記事でお会いしましょう。