お修行兄さんのSFC修行 Flight Log ⑦NH460編 OKA-HND編

前回の沖縄〜北九州〜羽田、

羽田〜伊丹〜那覇の修行に引き続き、

今回は先輩修行僧の方の中では

ほぼ定番ルートとなっている、

三角飛びをするべく修行を行なってきました。

今回飛行したルートは

那覇ー羽田ー千歳ー福岡ー羽田ー那覇。

それも１日で飛んで来ちゃいました（笑）

今回はその怒涛の修行の第１区間目、

那覇ー羽田線のNH460について振り返って見たいと

思います。

１ 修行はいつも突然に！！

北九州・伊丹経由の那覇ー羽田間単純往復は

比較的早めに予約を取れたので特割で予約を

することができましたが、今回の三角飛び那覇羽田往復の

修行を思い立った際には、すでに特割も売り切れていて

残っていたのは片道運賃、普通運賃のみ。

そこで今回は搭乗日前日まで待って、最安で購入できる

スマートU２５を利用して修行をすることにしました。

本当は一番費用対効果の高い旅割、もしくは特割で

修行をするのが得策なのでしょうが、お修行兄さんの仕事の

関係上、そのように先の予定をあらかじめ組むのは

難しいので苦肉の策として、一か八かでかけてみることにしました。

２ 搭乗日当日、怒涛の５区間発券

スマートU２５は搭乗日当日の座席の空席情報を

元に売り出されるものです。幸いなことに今回私が

登場した全区間、スマートU25での予約が取れました。

しかし、このスマートU25の鬼門は

「PP積算率が50％であり、PP単価が20円を越す」という

ハイコストローリターンのチケットなのです。

それなのになぜ修行僧である私がこの恐ろしい

チケットを購入しようと思ったのか。

それはプレミアムクラスへの当日アップグレードを

狙っていたからでした。

正規のルートでプレミアムクラスを購入した方が

確実に大きくPPが貯まりますが、直前予約では

そんなことは言ってられません。

一応、スマートU25での予約を確認した上で

プレミアムクラスの空席数を確認してみました。

すると以下の通り、空席が残っていました。

 第１区間：那覇ー羽田　空席なし

第２区間：羽田ー千歳　空席あり（10〜19席）

第３区間：千歳ー福岡　空席あり（10〜19席）

第４区間：福岡ー羽田　空席あり（残席１席） 

第５区間：羽田ー沖縄　空席なし

これなら福岡は厳しいとして、とりあえず羽田〜千歳〜福岡は

プレミアムクラスで修行できる可能性は濃厚になりました。

これはかけてみるしかない、とのことで全区間購入！

果たしてお修行兄さんは無事にアップグレード

できたのでしょうか？？

３ 夜明け前の那覇空港へ

今回の修行の第１便の出発時刻は８時０５分。

どちらにしても早めに空港に行くつもりだったので、

早めにアップグレードを確定させたいと思い、

夜明け前に那覇空港のANAカウンターに行きました。

最初は購入・搭乗手続きカウンターへと向かったのですが、

なにやら親子連れの方がかなり時間がかかっていた様子で、

これは待っている時間が勿体無いと思って、

プレミアムチェックインカウンターへと向かいました。

以下、お修行兄さんと係員の方のやりとりです。

お修行兄さん

「おはようございます。

　本日飛行機に乗るんですけれども、

　全ての便で空席があれば、アップグレードを

　したいのですけれども・・・」

グランドスタッフさん

「本日、那覇ー羽田ー千歳ー福岡ー羽田ー沖縄を

　お持ちのお修行兄さん様ですね？

　全て、本日お乗りいただくご旅程でお間違いないでしょうか？

　確認いたしますので、少々お待ちください。」

「お待たせいたしました。羽田ー千歳、千歳ー福岡の区間、

　プレミアムクラスに余裕がありますので、

　アップグレードを案内させてただきます。」

お修行兄さん

「福岡ー羽田間はできないでしょうか？（必死ww）」

グランドスタッフさん

「申し訳ございません。ANAでは３区間以上のチェックインを

　お受けすることはできないんです・・・」

お修行兄さん

「そうですか、わかりました。」

今回の修行で一つ勉強になったこと。

ANAでは一度に３区間までしか搭乗手続きをすることができない。 

正直、羽田ー千歳ー福岡区間ではアップグレードができるのは

昨日の時点から分かっていたので、正直いうと福岡ー羽田間の方が

気になっていたのですが、ルールなのであればしょうがないですね。

今回の修行でもとりあえずは羽田ー千歳ー福岡区間で、

プレミアムクラス２区間分、それも窓側の座席で

アップグレードに成功することができました！！！

３ 空席待ちカウンターにて

今回早く空港に来た目的は、当日アップグレードを

確定させることが目的だったので、そそくさと

保安検査場を通過して、登場ロビーに向かいました。

乗り継ぎがある場合、黄色い保安検査証が全区間ぶんを

もらうのですが、今回担当した保安検査員はそれを

初めて見たようで、少し驚いた表情をしていました。

なかなかいませんもんね、こんなお客さん（笑）

しかし、頭からは「残席１席の福岡便」のことが頭から

離れません。

そこで保安検査場内の空席待ちカウンターにいた

ANAスタッフさんにダメもとで事情を話してみることに

しました。

私の今日１日で飛行するルートに若干驚きつつも、

出発便の時間帯で少し忙しそうにしていたので申し訳ない

気持ちでいっぱいだったのですが、嫌な顔一つせず、

私のために事務所とカウンターを移動して、確認を取ってくれ、

結果として残り1席だった窓側の座席を確保してくれました！

前述の通り、同一空港では同時に３区間までしか手続きができないので、

次の到着地の羽田空港のスタッフの方に引き継いでくれました。

このままでは羽田までの機内で不安でしょうがなかったと思うので、

ホッと胸をなでおろし、お礼を伝え、搭乗口へと向かいました。

４ 搭乗開始が恐ろしく早い（笑）

今までの経験上、搭乗開始は平均出発時刻の15分前であったので、

一服をして「そろそろかなぁ〜」と思い、搭乗口に向かうと

「最終のご搭乗案内をいたしております！」

この時、時刻は７時５０分。

すごく早いなぁ、と思いながら搭乗口を通過しました。

最終案内をしながらも、画面表示は搭乗中でしたね。

少し早めに出発したかったのかもしれません。

そして今回那覇から羽田に搭乗したのはB777-200。

ちなみに那覇ー羽田線もプレミアムクラスの空席待ちをしていたのですが、

ご予約をお持ちのお客様でいっぱいになったので、通常通り

エコノミークラスでの搭乗となりました。

直前の予約でありながらも、後方で窓側席があったので、

迷いなく窓側を選択しました。

朝日が雲に隠れて、まるで燃えているようです。

そして飛行機が動き出しました。

グランドハンドリングの方に見送られて、滑走路へと向かいます。

ちなみにこの「手を振ってのお見送り」はこの那覇空港から全国の

空港に伝わっていったそうです。

朝日に照らされて、滑走路に水平尾翼の影が綺麗に伸びています。

いよいよ離陸です！

８時１１分、那覇空港を離陸しました。

定刻が８時５分だったので、かなり早めの出発ですね。

西日に照らされて私が乗っていた飛行機の影が綺麗にできています。

飛行機の撮影スポットとしても有名であり、主に若い女性の観光客に

人気のある瀬長島も少しですが見えました。

大きく旋回をしながら高度を取り、眼下には幻想的な光景が広がります。

５ 揺れもなく快適なフライト日和

もともと今回のこの那覇ー羽田線は寝てもよし！と

あらかじめ決めていたので、ドリンクサービスで頂いた

コンソメスープだけ飲んで、終始寝ていました。

そして次に目が覚めた頃には、もう羽田空港の近くまで

来ていました。

スポイラーを立てて、減速します。

この日の関東は曇りの予報だったため、視界が

あまりよくありませんでした。

この暑い雲は海面付近まで下がっていて、若干揺れながら

雲を抜けると眼下には空港（？）がありました。

調べてみると、陸上自衛隊木更津駐屯地でした。

海上をどんどん進み、羽田空港D滑走路が見えて来ました。

滑走路上にはANAの787が停まっています。

こうしてみると海上に浮いているみたいですね（笑）

そして９時５３分、羽田空港３４Rに着陸しました。

今回の飛行時間は１時間42分。この後の千歳便が11時発だったので、

ラウンジでもゆっくりできる時間が増えますので、

定刻が10時15分だったので、この早着はとてもありがたかったです。

６ 今年３回目の羽田空港到着

今回の滑走路は３４Rだったので、第２ターミナルまでの

タキシングでした。途中、飛行機のすぐそばを通過することもあり、

とても幸せな気分になりました（笑）

こちらはJALですね。ANAのSFC修行を達成できたら

今度はJALのグローバルクラブも目指してみたいですね（笑）

終わりなき、飛行機への愛です（笑）

そして10時02分、スポットへと到着しました。

窓ガラスの外側が汚れていたので少し曇っていますが、

間近で７７７を見るとかなり迫力がありました。

７ 降機ビデオに感動

１５分早着してくれたおかげで、余裕ができたこともあり、

今回はゆっくりと飛行機から降りることにしました。

そこで目に留まったのが、アニメーションテイストで

人が１人ずる「ありがとう」とか「謝謝」「감사합니다」って

言いながらたくさんの人が集まってくる映像なのですが・・・

こういった感じで画面右側から人が出てくるたびに

各国のありがとうを言いながら、みんなで前に進んでいくという

ストーリー性のあるビデオでした。

こういった形で「ありがとう」とともにどんどん人が増えていきます。

アニメーションの中のパイロットや客室乗務員、整備士の方が

前を向いて、空を見上げているというのが好印象ですね。

ANAさんの旺盛な成長意欲が表現されているのではないかと感じました。

そうして飛行機を後にしました。

コクピット付近を記念に！

８ 今回の費用・PPは

今回かかった費用やPPの実績は以下の通り。

航空運賃 　　 　 19290円（スマートU25）

獲得PP数 　　 　    984PP

獲得マイル数 　　  615マイル

　　　　　　　（ANAゴールドカード ボーナスマイル含む）

PP単価 　　　19.6円/PP

次にこれまでの累計は以下の通り。

航空運賃　　　 133580円

獲得PP数 　　 　 8464PP

獲得マイル数　 4281マイル

　　　　　　　（ANAゴールドカード ボーナスマイル含む）

PP単価　　　　15.78円（＋0.49円）

プラチナまで41536PP

今回の那覇ー羽田線はPPを度外視して三角飛びの

移動経費として考えていたので、PP単価の悪さは

あまり気にはしていません。

今回の那覇ー羽田線を搭乗したことにより、

プラチナまでのポイント必要数のだいたい

５分の１は達成できた計算になる！

今回でどれだけポイントを貯められるのだろう！

あと４レグ、どんなフライトになるかなぁ？

これで↓↓↓

お修行兄さんのSFC修行 Fiight Log⑦NH460編 完

ブロンズ会員まであと21536PP

プラチナ会員まであと41536PP！！！