En route to Diamond

DIA目指して、Norisanが飛ぶ!

全日空(ANA)について調べてみた

日本航空と並ぶ、日本を代表するエアライン、ANA

今回は先日の日本航空に続いて、色々と調べていきたい。

 

ANAの基本情報

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名     称  全日本空輸(英 All Nippon Airways Ltd)

ハブ空港  東京国際空港(国内線および国際線)

      成田国際空港(国際線および貨物便)

航空連合  スターアライアンス

スローガン あんしん、あったか、あかるく元気

タグライン Inspiration of JAPAN

 

現在、日本の航空会社で最も勢いに乗っている

航空会社で羽田空港全体での発着数の約6割の

シェアを占めている勢いのある日本のナショナルフラッグ。

 

便名に使われる「NH」は前身の日本ヘリコプターから

由来しており、2機のヘリコプターによる航空事業から

生まれ、成長を遂げて来た。

 

最近ではPeach Aviation、バニラエアといったLCCと呼ばれる

格安航空会社にも積極的で、上記2社を経営参加に入れるなど、

近年の訪日観光客の需要にも答えている。

 

トリトンブルー

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ANAを代表する色といっても過言ではないこの色。

これは海の波と風を鎮めたギリシャ神話に登場する神、

トリートーンに由来している。

海と空は違っても、「旅の安全」を願う気持ちを込めて

命名された。

 

保有機材

※写真はネットからの引用

 

【大型機】

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ボーイング777−300ER  22機

ボーイング777−300        7機

ボーイング777−200ER  12機

ボーイング777−200    12機

 

ジャンボジェットが引退してからはANAの主力機として

日々世界、そして日本の空を駆け巡っている。

ER型は主に国際線、そのほかの機体は主に国内線の

路線に投入されている。なお、200ER型については全て

国内線仕様に改修されている。

 

【中型機】

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ボーイング787−9      23機

ボーイング787−8         36機

ボーイング767−300ER  25機

ボーイング767−300    12機

 

787についてはよく知られている通り、

全日空は開発段階から関わっており、世界初の

ローンチカスタマーとして初フライトを担った。

全日空は787を国内線にも投入しており、

全国各地の空港で見かけることができる。

 

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また、767シリーズはことして就航30周年を迎え、

今もなお日本の空を日々駆け巡っている。

最近ではスターウォーズとコラボした特別塗装機も

運行されている。

 

【小型機】

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ボーイング737−800  36機

ボーイング737−700   7機

エアバス321neo         1機

エアバス321−200    4機

エアバス320neo      2機

エアバス320−200    8機

 

全日空においても737シリーズの数が圧倒的に多い。

いかに737シリーズの汎用性の高さが高いか見て取れる。

従来型に比べ、座席設定数も大幅に増え、一度に大量に

旅客を輸送できるようになった。主要幹線、地方路線違わず

広く路線投入されている。

 

全日空としては唯一のエアバスシリーズは

320と321の2機種。

中でも2016年11月に導入された321neoは

シャークレットと呼ばれる大型のウイングチップと

燃料効率のいいエンジンを搭載することにより、

燃費が従来ひ15%も効率化するようである。

筆者はこの機体に搭乗した事があるが、座席には国内線としては

珍しいシートディスプレイも搭載されており、快適性が向上した!

www.ana.co.jp

 

4機内サービス(国内線)

※写真は全てANA公式サイトより引用

 【プレミアムクラス】

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/class/2111-lang-multi.jpg

国内線で利用できる一つ上のキャビンクラス。

 

座席には滑りやすさやムレを軽減できる工夫が施してあり、

座席のシート素材には本革が使用されている。

座席間隔も50インチ(127cm)と一人当たりの

スペースも大きく取られている事も特徴の一つ。

 

唯一ANAの国内線として機内食が提供され、そのメニューは

就航地に由来する名だたる料亭などが提供する一つ上の

サービスを受ける事ができる。

 

そのお値段は割引をうまく使えば、羽田那覇線で

片道3万円でお釣りが出る程度。

 

空港ではANA Loungeを利用する事ができるほか、

上級会員に混じり、優先搭乗を利用する事ができる。

 

 【エコノミークラス】

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/class/img-20161130-01.jpg

「お客様の心に残るひと時を」をコンセプトにデザインされている。

私たちがANAを利用するとき、大半の人がこの座席にお世話になる。

シートの作りもしっかりしており、座席間隔もちょうど良い。

 

シートディスプイが搭載されていない(A321neoを覗く)代わりに

機内のオーディオサービスが充実しているのも特徴。

本格的なクラシックからジャズ、演歌、加えてお子様向けの童謡まで

幅広いラインナップを楽しめる。

 

チャンネルはひと月ごとに更新され、その内容がどんなものか、

私の中では隠れた楽しみとなっている。

 

 5機内サービス(国際線)

※写真は全てANA公式サイトより引用。

 

 【ファーストクラス】

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/class/0289-lang-multi.jpg

搭載機種:ボーイング777−300ER

 

空でしか味わえない、最高の贅沢。

「旅の始まりから終わりまでパーソナルな贅沢を」を

テーマとしてデザインされたANA国際線の最高級クラス。

高い壁で仕切られていて、自宅のような

プライペート空間を楽しむ事ができる。

 

機内食ではANAがこだわり抜いた最高品質の洋食、和食を提供。

https://www.ana.co.jp/cont-image/unique/class/mealtop_int_201712_f_002.jpg  https://www.ana.co.jp/cont-image/unique/class/mealtop_int_201712_f_004.jpg

また小腹が空いた時のために軽食類も用意されており、これらは

フライト中のほとんどの時間で用意してもらえる。

 

個人的に気になったのが福岡天神に本店を構える一風堂

「コク極まる味噌 大地」と「空の上のトンコツ そらとん」

本当に美味しそうである。

https://www.ana.co.jp/cont-image/unique/logo/16065-lang-multi.jpghttps://www.ana.co.jp/cont-image/unique/logo/16066-lang-multi.jpg

 

 

ドリンク類も充実しており、日本酒から抹茶まで幅広いラインアップが

用意されている。中でもワインは世界的にも認められており、

 

世界規模のコンペティション、「セラーズ・スカイ・アワード」にて

ファーストクラス・スパークリング部門 第3位

 

「ワインズ・オン・ザ・ウイング2017」においては

ファーストクラス 白ワイン部門 シルバーメダル

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/logo/0776-lang-multi.jpg

などを獲得するなど、いかに高品質のサービスを展開しているか見て取れる。

 

出発前からも最高級の接遇を受ける事ができ、

ANAのラウンジとしては最高級のANA SUITE Loungeを

利用する事ができる。

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/airport/3337-lang-multi.jpg

許されたものだけが招待される空間、一度利用してみたい。

 

そんなファーストクラスの気になる値段は、羽田〜ニューヨーク往復で

安定のお値段 2,3502,800円

20代前半の一般社員の年収相当分。すごいとしか言えない(素人かっw)

 

 【ビジネスクラス

「空の旅を満喫するゆとりの空間」をテーマに、

スタッガードシート、ANA BUSINESS CRADEの2種類を

展開している。

 

★スタッカードシート

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設定機種:B787-9  B787-8(169席仕様)  B777-300ER

 

どの席からも通路に出入りする事ができ、機内での

利便性が確実に上がっている。

 

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/class/000136-lang-multi.png

座席はフルフラットタイプのものであり、機内であっても

快眠に誘ってくれるであろう。

 

ANA BUSINESS CRADE

CRADE(ゆりかご)のように利用客を優しく包み込む。

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設定機種:B787-8(240席仕様)  B767-300ER

 

主にアジア方面の国際線で設定されている。

フットレストは4段階に調整できたり、個人用ディスプレイは

12.1インチと快適な空間に寄与している。

 

機内食は有名料亭やレストランとのコラボにより生まれた

まるでホテルのフルコースのような食事を楽しむ事ができる。

https://www.ana.co.jp/cont-image/unique/class/mealtop_int_201712_c_002.jpghttps://www.ana.co.jp/cont-image/unique/class/mealtop_int_201712_c_006.jpg

 

またファーストクラス同様、軽食類も用意されている。

 

ドリンク類もファーストクラス同様に充実しており、

米グローバルトラベラー誌主催「ワイン・オン・ザ・ウイング2017」で

ビジネスクラス 赤ワイン部門 ゴールドメダル を獲得。

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/class/0952-02-lang-multi.jpg

 

そんなビジネスクラス 羽田〜ニューヨーク往復で

ズバリ1,319,830円

うん、この値段を出しても乗るということは、それ以上の

サービスが受けられるということだろう。

本当に、心から、心から乗ってみたい。

 

 【プレミアムエコノミークラス】

https://www.ana.co.jp/cont-image/common/class/000695-lang-multi.jpg

設定機種:B787-9  B787-8  B777-300ER

 

「ワンランク上のフライト」をコンセプトに

デザインされたクラス。

高級なソファーのような佇まいは高級感を醸し出し、

長いフライトにおいても疲れを最小限に抑える工夫がされている。

 

個人的にそう思うのがこの分厚いフットレスト

座席に設置された(2列目以降のみ)足置き。

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これがあるのとないのでは、特に足への負担が全然違う。

 

機内食にはお客さんの投票によって上位に選ばれた

メニューを提供するなど、お客様の意見を大切にしており、

色とりどり、健康に良さそうなメニューである。

 

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また以前はビジネスクラス以上で提供していた

天然酵母使用のANA自社製パンも提供されている。

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このパン、地上とは異なる機内環境で最も美味しく

食べてもらうために色々と工夫がされているようである。

塩気を多く含んでいるということなのだろうか?

一度食べてみたい。

 

また、個人的に気になったのが、このカップラーメン。

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一風堂監修のもので、そのネーミングは

「ゆず香る鳥豚そばスープ」

これは食べてみたい。柚子胡椒が入っているのだろうか?

 

なお、空港ではANA Loungeを利用することができるのも特徴。

搭乗までゆったりとラウンジで過ごし、出発する。

これはなかなかいい贅沢である。

 

さて、そんなプレミアムエコノミークラス

羽田〜ニューヨーク往復で526,830円!!

 

注意したいのはこの値段は正規料金ということ!

割引チケットを買えば、これの半額くらいで行ける!

でも、アメリカまでだし、そんなものかなぁ?

だんだんと数字に慣れてきた気がする(笑)

 

 【エコノミークラス】

コンセプトは「全ての人に旅する喜びを」

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設定機種 国際線を運航する全ての航空機

 

ほとんどの乗客がお世話になるエコノミークラス。

ANAの国際線エコノミークラスは薄型タッチパネル式

液晶モニターを標準装備し、快適性を保ったままシートを

スリム化したことにより、一人当たりの空間が増えて、

居住性の向上を図っている。

 

機内食については、プレミアムエコノミークラス同様の

ものが提供される。

https://www.ana.co.jp/cont-image/unique/class/mealtop_int_201612_y_001.jpg

 

気になるエコノミークラスのお値段。

 

羽田〜ニューヨーク間 往復のお値段は、

なんと302,830円!!

これは編集日現在で最安の値段である。

まぁ、距離を考えれば値段相応なのかもしれない。

 

 6 あんしん、あったか、あかるく元気

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一言で言えば、ANAが目指していた姿を一言で表した言葉。

 

就活生の頃、この内容を理解するのにかなり苦労をし、

どうしたら理解できるのだろうかと、真剣に悩んだ。

学んだことはたくさんある。これは私の糧とするので

あえて公表はしなけれども、奥が本当に深いと思う。

 

個人的に一番気に入っているのが、

「常にお客様の視点に立って、最高の価値を生み出します。」

お客様目線って言っても、子供からお年寄りまで

一人一人全く異なるものである。その視線にそれぞれに

合わせて最高の価値を見出す、なかなかロマンがあるではないか!笑

 

就活生時代が懐かしいなぁ(笑)

 

 

ANA's Magic

ANAのホスピタリティ精神の高さを一言で

表現しているのが、「ANA's Magic」。

ちなみにホスピタリティとは

「マナーと心の融合体」であるとも言われている。

 

それをANA流に解釈すると、

「お客様の期待を超える、ハッとするサービス」となる。

 

お客様との何気ないコミュニケーションの中で、

「彼女が誕生日なので、一緒にお祝いをして欲しいんです。」

「この子の夢は、ANAパイロットになることなんです。」

「これから娘の結婚式に参加するところなんです。」

これらのことを聞いたANAのスタッフの方達は、

どうにかして一緒にお祝いしてあげたい、サプライズをして

喜んでもらいたい、と社員一丸となって演出する。

 

ちょっとしたメッセージしか渡せないかもしれない、

「おめでとう」だけの言葉しか伝えられないかもしれない。

できることは小さいかもしれない。

でもそんなささやかな贈り物がお客さんの心に響き、

目に見えない糸となって、お客様とANAを結んでいる。

 

現場社員の方のホスピタリティマインドにも感心しつつも、

そのようなサプライズをさせてくれる会社の懐の大きさや

風通しの良さにも感心する。

やはりANAは風通しのいい、本当の意味でのいい会社なのだろう。

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 8 まとめ

東京オリンピックに向け、ますます発展する航空業界。

その業界を引っ張っていくANA

 

私のANAに対する思いはより強いものとなった。

 

またANAに乗りたくなったなあ。

 

本日はここまで。