En route to Diamond

DIA目指して、Norisanが飛ぶ!

新たなジャンルを生み出し続ける空飛ぶ電車 〜Peach Aviation〜

 

PEACHの基本情報

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設     立 : 2011年2月10日

ハブ空港 : 関西国際空港 那覇空港  仙台空港

保有機数 : A320-200 × 19機

就航都市 :国内線 14路線(2017年11月時点)

       ✨関西国際空港ー新千歳(札幌)/仙台/新潟(18年3月就航)

        ✨成田国際空港ー松山/福岡/長崎/宮崎/鹿児島/那覇/石垣

        ✨福岡空港 ー成田/新千歳/那覇

        ✨仙台空港 ー新千歳

      国際線

        ✨関西国際空港ーソウル(仁川)/香港/上海/台北/高尾

        ✨東京国際空港ーソウル(仁川)/台北

        ✨ 那覇空港    ーバンコク スワナプーム/台北/高雄(18年夏就航)

        ✨新千歳空港 ー台北

        ✨  仙台空港   ー台北

 

 

2 ピーチならでは!! 新たなジャンルで攻める。

 1 CAは茶髪もOK、機内アナウンスは関西弁

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まず国内大手航空会社と比較してまず違うのがアピアランス

それらの大手航空会社では「頭の先からつま先まで」と言っても

過言ではないほど、身だしなみに気を使っているそうだ。

 

一方、その点PEACHの場合は少し違っていて、

髪型(髪色)などについての就業規則が大手に比べてゆるく、

たまにとっても個性的な雰囲気のCAさんと出会うことがある。

私の経験談では、髪の毛がピンク色のCAさんに出会ったことがある。

 

また採用に関して、「国籍、性別、年齢不問」のため、

他の航空会社と比較して「型破り」な面も持っている。

 

「みなさま、毎度おおきに」

PEACHに初めて乗った方はびっくりするかもしれない。

「ご搭乗ありがとうございました」と言われるのも

背筋が伸びる思いで、それはそれでいいと思うが、

関西弁でのアナウンス、斬新でいいと考える(笑)

 

2 多方面とのコラボレーションに意欲的

Wikipediaに記載されていたものを引用すると

以下のようなたくさんのコラボレーションがある。

 

 

①コラボレーションに付随する特別塗装機の運行

 ・機体に篠田氏の写真をラッピングしMARIKO JETとして運行

 ・艦隊これくしょんとのコラボ(JA816P)

②各企業とのコラボテーション

 ・パナソニック低周波治療器の試用体験

 ・ネスレ食品のふわラテの配布

 ・クラシエの肌美精 超浸透3Dマスクの配布

 

 3 航空業界から見たピーチの立ち位置

www.bbt757.com

 上記リンクのページを参考にして考えてみる。

 

そもそもLCCとはどの様な航空会社なのか?

 それは一言で言うと、

  ・路線を絞った運行

  ・機内食廃止などのコストカット によって

 低価格運賃での航空サービスを提供する会社である。

 

 

基本品質 ✖️ イノベーション ➕ 社員

この資料によるとPEACHの成功の鍵は

「基本品質」「イノベーション」そして「社員」が重要だとしている。

 

①基本品質

 航空業界においての基本品質は「ちゃんと飛行機が飛ぶこと」である。

 目的地まで安全に、正しい時間で飛んでこそが航空会社の意義である。

 

 PEACH CEOの井上氏はこれを中華料理屋で喩えており、

 「汚い外観の中華料理屋も味がおいしければお客さんは並ぶ。」

   料理屋さんの本質=美味しい と言うことを念頭に置いて

   ここをきちんと提供すればお客さんはついてくるとのことである。

 

イノベーション

 PEACHではイノベーションの一例として、全座席にあえて機内誌を

 設置していないそうである。必要に応じて機内に持ち込む形にして

 機内誌ならぬ機外誌だそうである。実にユニークだ。

  

 だが、ただ単になんでもコストカットして、終わらないのがPEACHである。

 PEACH独自の機内で楽しむためのエンターテイメントを用意しており、

 これは各自の情報端末にダウンロードして楽しむ形のものだそうだ。

 LCCとしては実にユニークなアイディアだと思う。

 

 「コストカットをしても、ただ単に「ないです」だけで終わらない

  サービスを提供していきたいと井上氏はおっしゃっている。

 

  ただ安い航空会社だけでは終わらない、

  その心構えにひたすら感心をさせられる。

 

 

4 低価格ではなく、低コストで経費削減 〜空飛ぶ電車〜

ヒト・モノ・コトの交流を深めるアジアの架け橋となり、

人間愛を育むエアラインとなる

 

Peachは、日本初の、たったひとつの日本ブランドLCCとして、

関西を拠点に日本とアジアの懸け橋となる

 

  以上二点はそれぞれPEACHの企業理念と経営ビジョンであり、

  そのビジョンを実現するために次の3つの大きな柱を掲げている。

1.安全なフライト(新造機導入、既存の航空会社と

 変わらない安全管理体制)
2.低運賃(365日低運賃を提供)
3.Japanクオリティー(CuteでCoolなイメージブランド訴求)

 

   この記事を読んで感じたことは、色々な努力があってこその

   現在のPEACHがあるのだと思うが、やはり何より大切なのは

   「日本品質 JAPAN QUALITY」ではないかと考える。

 

   例えば電化製品一つとっても、海外にでは

   日本製(MADE IN JAPAN)と文字が入っているだけで

   それがそのまま一つの信頼性にもなっている。

 

   そんな日本品質をPEACHでは求めている。

   「元気溢れる日本らしい品のあるサービス」

   「日本の伝統文化の中心である関西のアイデンティティ」を

   合言葉に日々快適なフライトを提供してくれている。

 

   機内アナウンスを関西弁で行うなど、

   ユーモア溢れる独自のサービスを提供された暁には

   日本の航空会社の安心感を感じることができるだろう。

   PEACHの将来がとても楽しみである。 

 

 

 5 まとめ

 ①PEACHは今、もっとも勢いに乗ったLCCであること。 

 ②PEACHにはたくさんの将来性、希望が詰まっていると言うこと。

 

以上、これまで☺️